Led Zeppelin 『祭典の日』(2012)
2013-02-19


禺画像]
昨年11月に出た一夜限りの再結成ライブアルバム&DVDセット。コンサート自体は2007年12月に行われているので、編集になぜ5年もかかったかはよくわからないが、ともかく出たことは歓迎したい。往年の冴えはないものの、十分満足できる出来栄えで、ファンにとっては感涙もの。どの曲を聴いても夢中になって取り憑かれたように聴いた高校時代を思い出さずにはいられない。いや、ホントに好きだったなあ。一番好きだったアルバムは『T』でも『U』でも『W』でもなく、5枚目の『聖なる館』だ。Zeppelinで一番好きな曲はと聞かれたら即座に「永遠の詩」と答えたい。二番目は『フィジカル・グラフィティ』の「ナイト・フライト」なので、うーん、ちょっと変わったファンだったのかもしれない。でも、彼らの音が好きだった、その気持ちは今でも変わらないで、そのまま残っているはずだ(remains the same)。

 さて、このライブ、ペイジも指がよく動いているし、プラントの声も何とか聴ける。ジェイソン・ボーナムのドラムもちょっともたついているが、親父と比べてはかわいそう。特筆すべきはジョン・ポール・ジョーンズのベースとピアノである。「ノー・クォーター」のピアノ・プレイと斬新な新解釈にはぞくぞくした。これだけでもこのアルバムを聴く価値は十分あると思う。

 再結成の話を知り([URL])、ちょっと遅れたけれどレビューしてみました。
[music]

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